高齢者が気軽に会話を楽しめる「おしゃべりけんちゃん」

高齢者の心身を守る「ふれあい」の力
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心のケアに役立つ「おしゃべりけんちゃん」

おしゃべりで心を癒す

相互会話が可能な音声認識人形

相互会話が可能な音声認識人形

株式会社パートナーズが販売する「おしゃべりけんちゃん」を紹介します。同社は2004年から子どもの声を使用した会話コンテンツを搭載する人形の販売を行っており、これまで高齢者層を中心に15万体以上販売しています。おしゃべりけんちゃんは本物の6歳の男の子の声を搭載しており、相互会話が可能となっています。季節ごとに会話の内容が変わり、歌うこともできます。センサーで感知した情報を反映し、「抱っこ」「高い高い」「けんちゃん体操」など利用者に行動を促す言葉を投げかけます。これまで開発してきた製品から踏襲した柔らかなさわり心地や簡単な操作方法など、蓄積してきた高齢者向け製品のノウハウが詰め込まれています。
話す言葉の数は2000以上で、連続で会話を楽しめます。歌のレパートリーは66曲、けんちゃん体操では4種類の軽運動ができます。なぞなぞや占いといったユニークな機能も搭載されています。目覚まし機能、時間や天気を教えてくれる機能などもあり、高齢者の日々の生活に活力を生み出します。なお、販売価格は15,000円、サイズは幅27cm・奥行25cm・高さ30cmで、重さは420gです。

開発背景

音声認識人形シリーズは2004年に「おしゃべりたっくん・おしゃべりはなちゃん」からスタートしました。同シリーズは会話やふれあいを喚起することで高齢者の心の支えになることを目的に開発され、販売開始以来高齢者層を中心に販売数が伸び、人気シリーズに成長しました。世間的にAI機能を搭載したロボットの需要が伸びている中、おしゃべりけんちゃんはこれまでの愛用者からの声を基に「リアルな会話」や「操作性」を追求しています。
また、同社はコロナウイルスの影響で人と会って話すことが難しい高齢者のために販売強化を推し進めています。コロナウイルスにより介護施設に入居する高齢者は家族との面談が難しくなっており、誰とも会話ができない状況が続くと認知症やうつ病のリスクが高まります。ちょっとした会話で気持ちが明るくなれるおしゃべりけんちゃんは、今の世の中にこそ必要な製品といえるでしょう。

「おしゃべりみーちゃん」も

同社は4歳の女の子の声を搭載した「おしゃべりみーちゃん」も販売しています。おしゃべりけんちゃんと同様に相互会話ができる音声認識人形です。話す言葉の数は800以上で、多彩な独り言機能もあります。利用者の呼び方を10種類から設定可能で、誕生日になると歌やメッセージでお祝いしてくれます。なお、販売価格は12,500円、サイズは幅25cm・奥行20cm・高さ30cmで、重さは390gです。

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