ふれあいの場「幼老複合施設」

高齢者の心身を守る「ふれあい」の力
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幼老複合施設

高齢者と子どもが交流できる場所

幼老複合施設とは

幼老複合施設とは<

幼老複合施設とは、保育園などの児童施設と高齢者向け住宅が一体となった施設です。子どもと高齢者が同一の施設で交流することで双方にメリットが生まれます。例えば、子どもには相手を思いやる気持ちが育まれます。高齢者は子どもとふれあうことで日々の生活に活力が生まれます。
幼老複合施設は土地や建物の有効活用だけでなく、高齢者の生きがい創造や子どもの教育的効果などが期待できます。保育園などの子どもを対象とした施設と、デイサービスや特別養護老人ホームなどの高齢者施設を合体させた形式で、組み合わせの内容は多岐に渡ります。新規開設だけでなく、既存施設と同一の敷地内に増築するケースもあります。

様々なメリットがある

高齢者にとってのメリットとしてまず挙げられるのが、「笑顔が増える」ことです。無邪気な子どもたちとふれあうことで高齢者も自然と笑顔になります。子どもを守ろうという役割意識が生まれることで自分の存在価値を再確認し、「生きがいを持てる」点も大きなメリットです。また、子どもの世話をすることで必然的に「活動量が増える」点もメリットとして挙げられます。身体的な活動だけでなく、脳の活性化も見込めるでしょう。
子どもにとっては、「相手をいたわる気持ちが芽生える」点がメリットです。高齢者の身体や認知症への理解が深まります。また、あいさつなどの「マナーが身に付く」点も見逃せません。高齢者と交流することで、家庭内で学べる機会が減ったあいさつなどのマナーについて教わる機会が増えます。学校で教わらない「知識や知恵を得られる」のも大きな魅力です。さらに、高齢者は親のように子どもを急かすようなことはなく穏やかに褒めることが多いので「子どもの情緒が安定する」点もメリットとして挙げられます。
子どもの親にとってもメリットがあります。親のいうことを聞かない子どもが、高齢者のいうことは聞く場合があります。親の力が及ばない部分を助けてもらえるのです。若い世代の親だけでは及ばない部分を担ってもらうことで、子育ての内容がより豊かになります。

需要は伸びていく

上述のように、高齢者と子どもが交流できる幼老複合施設には様々なメリットがあります。国や自治体も補助金普及などの支援策を積極的に行っています。今後も幼老複合施設は増加していくでしょう。特に人口が減少している地方では人や施設の有効活用が強化され、大きく需要が伸びていくことが予想されます。現在国は「地域共生社会」の実現を目指しています。これを実現するためには、高齢者・障害者・児童福祉の一体化が必須です。幼老複合施設は次の世代を担う人々を育てるという意味でも大きな意味を持ちます。
以下に幼老複合施設「きらきら保育園・グループホームきらら東綾瀬」のサイトを紹介しますので参考にしてください。

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